首都圏コンピュータ技術者(MCEA)は、ITを活用する企業に向けて、プロエンジニアのスキルと実績を備えた技術者を派遣する新サービス「DireX(ディレクス)」の運用を開始した。
MCEAは、2014年10月1日にフリーエンジニアMCEA認定のプロエンジニアとして品質保証し、開発現場にコーディネートするプラットフォーム事業『PE-BANK』を開始。その一環で開始するサービスが、DireXだ。プロエンジニアの確かなスキルと豊富な経験を持ちながら、顧客企業と同じ線場で各種プロジェクトを推進してきた実績のある人材をDireX所属のITディレクターとして顧客企業に派遣する。
派遣されたITディレクターは、事業計画の実現を導くシステムの提案やコンサルティング、RFP(提案依頼)作成から開発プロジェクトのマネジメントをはじめとした開発ベンダーのコントロール、プロジェクトの要求分析と開発チームへの引き渡し、他部署との調整業務などにいたるまで、多岐に渡る上流程を顧客企業と同じ目線に立って遂行していく。
2000以上のフリーエンジニアが登録するMCEAならではのソリューション
独立行政法人 情報処理推進機構の「IT人材白書2013-14」によると、プロジェクトを管理していくマネジメント力、企画力や発想力、問題解決能力、さらにはチーム力やスピード感といった総合的かつ多角的な能力を持った人材を「必要」と答えた企業は7割に上ると回答。一方、半数近くの企業が「人材を育成する余裕や育成の場がない」と答えたという。
DireXでは、こうしたディレクター不足という潜在的ニーズを見据え、経験豊富なITディレクターを顧客企業に提供。エンジニアのスキルと経験地を併せ持ったITディレクターの派遣はDireXならではの強みとしている。