トムソン・ロイターは11月6日、世界で最も革新的な企業/機関を選出するアワード「Top 100 グローバル・イノベーター 2014」を発表いたした。国別では、昨年の日本は28社から39社と飛躍し、米国の35社抜いてトップとなった(団体含む)。
「Top 100 グローバル・イノベーター」は、独創的な発明のアイディアを知的財産権によって保護し、事業化を成功させることで、世界のビジネスをリードする企業を選出する。2011年から始まり今年で4回目。
国内から選出された企業は以下の通り。
アイシン精機、旭硝子、ブラザー工業、キヤノン、カシオ計算機、ダイキン工業、デンソー、富士フイルム、富士通、古河電気工業、日立製作所、本田技研工業、花王、神戸製鋼所、小松製作所、京セラ、三菱電機、三菱重工業、日本電気、日本特殊陶業、新日鐵住金、日産自動車、日東電工、日本電信電話(NTT)、オリンパス、パナソニック、リコー、セイコーエプソン、半導体エネルギー研究所、シャープ、信越化学工業、ソニー、住友電気工業、住友ゴム工業、TDK、東京エレクトロン、東芝、トヨタ自動車、ヤマハ(五十音順)。
トムソン・ロイターの長尾正樹氏は「日本企業は多数の独創的な発明を生み出しているだけでなく、知的財産で適切に保護しながらグローバル市場でのビジネスを効果的に展開しており、イノベーションの世界的なリーダーであることが証明されたと言えます」とコメントした。
国内以外にもアジア企業の躍進が目立ち、韓国4社、台湾2社、中国からは1社が選出された。