Windows Internet Explorer 11 |
Microsoftは「Announcing RemoteIE: Test the latest IE on Windows, Mac OS X, iOS and Android - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、Windows 10 Technical Preview以外のオペレーティングシステムからWindows 10 Technical Previewで動作する最新のIEを利用するための無償のサービス「RemoteIE」の提供を開始したと伝えた。Mac OS X、Android、iOS、Windows 7などがサポートされている。
このサービスはAzure RemoteApp経由でWindows 10 Technical Previewで動作する最新のIEを利用できるというもの。このサービスを使えば、最新のIEを使用するためにIEをインストールする必要も仮想環境をセットアップする必要もない。利用方法は、RemoteIEからMicrosoftアカウントでサインインしたのち、Azure RemoteAppクライアントをダウンロードすればよい。
Microsoftはこうした取り組みを通じて次期IEのテスト環境をより簡単に提供することで、WebアプリケーションやWebサイトなどのIEでの動作確認をより簡単にする狙いを持っていると見られる。昨今、インターネットを利用するデバイスはPC、タブレットデバイス、スマートフォンなど多様化が進んでおり、さまざまな環境で手軽にテストを実施できることが重要になってきている。