国際宇宙ステ-ション(ISS)計画に参加しているカナダ・欧州・日本・ロシア・米国の各宇宙機関長は11月4日(現地時間)、フランス・パリにて同計画について協議し、ISS運用継続を今後も支援すると共同で発表した。

各機関長は、ISSで行われているミッションが新技術の開発、低軌道の商業利用へと拡大しているほか、研究活動が医学的新発見につながるなど、さまざまな面において人類に恩恵をもたらし、国際協力と相互理解の向上に貢献していることを改めて確認したという。

ISS参加機関は、少なくとも2020年までのISS利用継続に向けた、各国政府での手続に着手しているが、アメリカが表明した2024年までの延長決定については留意している。