米Dropboxは11月4日(現地時間)、オンラインストレージでライバル関係にある米Microsoftとの提携を発表した。Microsoft OfficeとDropboxの連係を実現する。

連係機能は、今月中にリリースされるDropboxのモバイルアプリ(iOS、Android)のアップデートに含まれる予定だ。DropboxアプリからDropbox内のOfficeファイルを閲覧でき、Officeアプリに切り換えて編集できる (編集可能なアカウントの場合)。Officeアプリで保存したファイルは自動的にDropboxに保存される。

またOfficeアプリからも直接Dropbox内のファイルにアクセスでき、Dropbox内のOfficeファイルはOfficeアプリ内からDropboxのURLリンクを使って共有できる。

DropboxアプリにOfficeアプリとの連係機能

OfficeアプリからOneDriveとDropboxへのアクセスが可能に

モバイルアプリでの連係を皮切りに2つの製品の統合をさらに進めていく計画で、数カ月以内にDropboxがWindows PhoneとWindowsタブレット用のDropboxアプリをリリースし、また2015年にはDropboxのWebアプリとOffice Onlineの連係を実現する。