PYPL PopularitY of Programming Language Index |
2014年11月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングにしている。Google Trendのデータが計算元のデータとして使われており、PYPLページのリンクをたどっていけば自国で検索されている各言語の割合の割合なども表示させることができる。
2014年11月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 25.9 | ↓ |
2 | PHP | 12.2 | ↓ |
3 | Python | 11.5 | ↑ |
4 | C# | 9.5 | ↓ |
5 | C++ | 8.8 | ↓ |
6 | C | 8.4 | = |
7 | Javascript | 7.6 | ↓ |
8 | Objective-C | 6.7 | ↑ |
9 | Swift | 3.0 | ↑ |
10 | Ruby | 2.5 | = |
11 | Basic | 2.5 | ↓ |
Python、Objective-C、Swiftは上昇傾向が見られるが、それ以外のプログラミング言語はシェアが減少する傾向が見られる。ここからは、特定のプログラミング言語が局所的に利用されているのではなく、多種多様なシーンでさまざまなプログラミング言語の活用が進んでいる様子がうかがえる。また、Swiftが9位に付けており、今後も重要度の高い言語として上位にランクインすることが予想される。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されているものと見られる。