オリエンタルランドは10月30日、今年4月に発表した、同社グループ「2016 中期経営計画」に関し、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの今後の開発構想が固まったと発表した。
東京ディズニーランドでは、「ファンタジーランドの再開発」をコンセプトに、ファンタジーランドの面積を約2倍に拡張する構想の具体化に向けた作業を開始しているという。具体的には、ファンタジーランド全域が刷新されるとともに、トゥモローランドとバックステージの一部が拡張される。
東京ディズニーシーでは、ロストリバーデルタの南側の拡張用エリアに、複数の大型アトラクションやレストラン、ショップなどで構成される8つ目の「新テーマポートの開発」を検討しているという。新テーマポートはアラビアンコーストとほぼ同規模の予定。
同社は今後10年間で、テーマパーク事業に5000億円レベルの投資を行うが、うち約4000億円はディズニーランドとディズニーシーに、約1000億円はバックステージに振り分けられる予定。