「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)ポスター

日本デザイン振興会は31日より、グッドデザイン賞の受賞展示イベント「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)を開催する。開催期間は11月4日まで、開場時間は11:00~20:00(11月4日は18:00まで)。会場は東京ミッドタウン・ホールほか同施設内各所。入場料は一般1,000円、中学生以下は無料。チケットは5日間有効。

「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)は、最新のグッドデザイン賞受賞デザイン全点の紹介を中心として展開されるイベント。今回は、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」の特別出展、企業や学校などのデザインの取り組みに着目した「デザインコミュニケーション」出展や、急速に発展するアジアのデザインの紹介などを予定している。

また、今年度から新たにオリジナルの展示什器と照明を採用し、会場全体を構成。会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけており、空間コンセプトは「デザインの庭」。来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞することができるということだ。オリジナル展示ユニットには、環境負荷が少ない強化段ボールを採用。宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさ・耐久性やリサイクル性を考慮して制作したとのこと。

昨年度の会場の様子

なお、会場ではグッドデザイン大賞候補9点の出展および来場者による大賞投票コーナーを設置。館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー、子供向けのワークショップ(11月1日~3日に開催/事前申込制)など、来場者参加形の企画も用意されている。