シャープは10月27日、タッチパネル対応16型液晶テレビにネットサービスなどのIT機能を一体化した「ITテレビモニター<SC-16TV1>」を100台、医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院(埼玉県上尾市)に納入、同月より運用を開始したと発表した。

ITテレビモニター「SC-16TV1」

このモニターは、ネットサービスや業務用システムと連携し納入先ごとにカスタマイズが可能なソリューション型テレビで、入院病棟のベッドサイドに設置。患者は、見やすい位置に画面を移動しテレビ放送を視聴できるほか、インターネットや病院施設の案内情報などをタッチパネル操作で手軽に見られる。

また、病院内の売店で販売する物品の注文やビデオレンタル(VODサービス)にも対応し、利便性の高いシステムを実現した。

上尾中央総合病院 入院病棟内

シャープは今後も、病室やホテルの客室、スポーツクラブのフィットネス施設など法人向け市場において同機を幅広く提案していくとしている。