米Twitterが10月27日(現地時間)に発表した2014年度第3四半期決算は、売上高が前年同期比114%増の3億6100万ドルだったが、注目されていた月間アクティブユーザー数(MAU)の伸び率が前期を下回った。
9月期の売上高は同社が示した予想(3億3000万-3億4000万ドル)およびアナリストの予想 (3億5100万ドル)を上回る。損益は、会計原則(GAAP)ベースで1億7500万ドル(1株あたり0.29ドル)の純損失で、アナリストの予想通りの結果だった。特別費用などを除いた非GAAPベースでは700万ドルの黒字。
MAUの平均は2億8400万人で前期比4.8%増。前期の6.3%増を下回っており、ユーザー数の伸びの鈍化を懸念する声が再び高まっている。モバイルMAUはMAU全体の80%。タイムライン閲覧数が前期の1730億回から1810億回に増加し、1000タイムライン閲覧あたりの広告収入が前期の1.60ドルから1.77ドルに上がった。