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FreeBSDプロジェクトは10月23日(協定世界時)、「FreeBSD 10.1-RC3 Now Available」において次期FreeBSDリリースへ向けた3つ目の準備リリースとなる「FreeBSD 10.1-RC3」を公開したと伝えた。amd64版、armv6版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版が公開されており、FTPサーバ経由でダウンロード可能。RC2からの主な変更点は次のとおり。
- ZFS ZVOLデッドロックおよびリネームに関するバグの修正
- ZFSにおいてプールの空き領域が減っていくバグの修正
- UDPLiteプロトコル実装に関するいくつかのバグの修正
- SCTPプロトコル実行に関するいくつかのバグの修正
- ウィンドウ切り替え時にキーボードモードおよびLEDステータスのセーブ/リストアが実施されるようにvt(4)システムコンソールドライバをアップデート
- ファイルポインタの取得時に競合状態が発生する可能性があるコードを修正
- libopie.so ABIで発生していたAPI非互換を解消するために元のバージョンへ差し戻し
- 起動時にlocal_unboundを有効化できるようにインストーラbsdinstall(8)を変更
- 4つのセキュリティアドバイザリを適用
10.1-RELEASEのリリーススケジュールによれば、RC3が最後の準備リリースとされており、このままリリースエンジニアリングの作業が進めば、11月の初頭にはFreeBSD 10.1-RELEASEが公開されるものと見られる。