一生懸命やっているつもりなのにうまく行かない……。単なるスランプというよりも、何をやってもそう感じるという人は、闇雲に立ち向かうのをいったんストップして、自分の行動を振り返ってみるときかもしれない。

Dumb Little Manの記事「成功しない14の理由(原題:So, Here's 14 Reasons Why You're Not Successful!)」が14のポイントを挙げている。そのうち13を紹介しよう。

不満

不満や苦情を口に出すことは一見気持ちがすっきりするように見えるが、そうではないという。

記事によると、「おそらく、最も時間を無駄にしている行為」とのこと。確かに、何が失敗の原因か、どうしてうまく行かなかったのかなどを考えることなく、文句ばかり口にしても次に改善しそうにない。

さらに言うと、周囲の人も迷惑だ。文句タラタラは、今すぐにやめよう。

整理整頓できていますか?

必要な時に必要なものをすぐ手にできるよう、デスク周りの整理整頓はできているだろうか。

整理されていないデスクや、足の踏み場もないような部屋では気分も優れなくなるはず。

断捨離ではないが、デスクから不要なものを追い払おう。それだけで気分がすっきりして、気持ちが前向きになるはずだ。

時間に遅れる

遅刻の常習犯で、早くてやっと時間ギリギリという人は、時間、待ち合わせしている人、仕事などに敬意を払っていない証拠と思われてしまう。

常に遅いということは、責任感が足らず、人間として成熟していないことを意味する。ずるずると遅れてしまう原因をしっかり追求して、まずは時間管理を心がけよう。成功か失敗かはその後だ。

言い訳ばかり

最初に挙げた「不満」と並んで、口を開くと出てくるのが言い訳というのも、成功しない人に共通している。

できない言い訳が許されるのは子どものときだけ。大人ならばプロフェッショナルに徹して言い訳を口にしないように。

記事によると、例外として、できなかった/失敗した言い訳の後に、解決策を提示するというのはアリだという。

自己管理ができない

食事や運動、睡眠といった自分の体調や健康管理ができないのも、成功していない人に多いという。

健康管理をしっかり始めたら、次は服装や髪の毛にも適度に気をつけたい。「形から入る」ではないが、外見から「成功する人になりきる」というのも、一つの手だ。

フォーカスを絞る

「いい考えを思いついた!」と集中して取り組む時もあるが、現実的な問題や時間の制約を目の当たりにしてしまうと、あっさり音をあげてしまう。いつしか記憶の闇に葬られてしまい、他の誰かが同じことで成功すると「自分も同じことを考えていたけど」などという人がいる。

きっとその考えが何であったとしても、制約がなかったとしても、その人はなかなか達成できないだろう。フォーカスを絞って、現実的にプランニングしよう。そのためには面倒くさい作業も必要かもしれないので、それをめげずにやり遂げよう。

モチベーションや一貫性がない

また、上の続きとして、"いい考え"に向けた努力を持続させるのがモチベーションと一貫性だ。

簡単にあきらめず、他が全員ギブアップしたとしても、あなたは最後までやり続ける。それが成功への道だろう。

TVとソーシャルメディアで時間をとられている

時間管理は大切だ。貴重な時間をいかに使うか、そこで成功か失敗かが分かれる。

だらだらとTVを見たり、用もないのにFacebookやTwitterをだらだら見続けるのは控えよう。達成事項が増えるほど、モチベーションが高まるはずだ。

周囲は成功していない人ばかり

類は友を呼ぶだ。集まって他人をうらやんだり、不満やいい訳ばかりする友達ならば、友人関係や友人となにを話しているのかを見直して見るのもいいかもしれない。

まずはあなたから変わろう。

失敗を恐れ過ぎ

最初から完璧な計画はなく、トライとエラーの繰り返しだ。失敗を恐れすぎてスタートすらできないなら、成功はない。

成功が恐いのであれば、本当に自分がやりたいことかどうか疑ってみてもよさそうだ。

先延ばしの癖がある

3つ目の時間管理に通じるが、まずは遅れていることを正当化せず、時間内に終わらせる癖を付けよう。

先延ばしばかりしているのなら、上と同じように、本当に自分がやりたいことなのかを考え直したい。

怠惰

すべてのことに緊張感を持つことはできない。誰だって怠惰な一面がある。だが、重要なことについては怠惰はなくそう。

ひょっとすると怠惰ではなく、退屈しているのかもしれない。やる気を出すにはどうしたら良いのか考えてみよう。

できるわけないと決めつけている

自分であればできると自分を信じているだろうか? 自分にできるわけないという思い込みは、あなたを成功から遠ざけてしまう。

できるという信念があれば、その過程における失敗は受け入れられるはずだろう。