最近では、日本国内でも一般的になってきたキャンドル。かつてはラウンド(円柱)やテーパー(棒状)が中心でしたが、今では水に浮かべる「フローティング」を始め、かなりバリエーションが増えました。
火をつけなくても美しいため、女性の間ではインテリアグッズとしても人気。特にブランド系フレグランスキャンドルは、香料の質の高さなどでお値段が張る場合が多く、自分で購入するには躊躇してしまうという人が多いんです。裏返せば、プレゼントされると嬉しい物の一つとも言えますよね。そこで今回は、プレゼントされると嬉しいこだわりのキャンドルを5つご紹介します。
Candle Studio MAGIERA(マギエラ)
幻想的なモチーフが多く、オブジェのような美しさを持つ「MAGIERA」のキャンドル |
シュールレアリズムやゴシック、バロックのアートを思わせる幻想的なモチーフを多く手がけるハンドメイドキャンドルブランド「Candle Studio MAGIERA」。まるで絵画の一部を抜き出したような「OBJECTS」、アンティークボトルを模した「BOTTLE」、ワインボトルに挿せるフレグランスキャンドルなど、さまざまなラインからデザインを選ぶことができます。
「照明具というだけでなく、インテリアや装飾品としても楽しめる」キャンドルを制作しているというデザイナーの言葉通り、存在感のある精巧なデザインが特徴。蝋をもちいた器やオーナメントなどの作品制作も行っており、高いクオリティは小さな物でも存在感抜群です。
OLGA-goosecandle-(オルガ)
ポップさとキュートさの中に毒を隠し持つ、個性的なデザインの「OLGA」 |
映画「フリークス」の「ガチョウの体に女性の頭部を持つ空中ブランコ嬢"クレオパトラ"」役オルガ・バクラノヴァをブランド名の由来とし、その役柄から想定した「ガチョウ女の作る儀式道具」をテーマにしているというブランドです。
アメリカやメキシコの雑貨を思わせるポップさに毒々しさを隠したデザインは、まさに「持ち主の見えない力を引き出す愛と呪い」に満ちています。ハンドメイドキャンドルの一つひとつにつけられたサブタイトルも印象的。定番の「unicorn」や「peanut」、天体シリーズもよいですが、ギフトにするならぜひ毎年リリースされるシーズンアイテムを。あげるほうもコレクションしたくなるすてきさですよ。
SWATi(スワティ)
「SWATi」は女の子が大好きなスイーツや雑貨をパステルカラーでデザイン |
ヒンズー語で「星」の意味を持つキャンドルブランド「SWATi」。こんぺい糖やケーキなどのスイーツ、ハイヒールなどのモチーフをパステルカラーでまとめた定番ラインは、かわいいもの好きの女の子にぴったり。ポップでキュート、親しみ溢れるデザインなのでキャンドル入門編の一つとしてもおすすめです。
そのほか、上品で落ち着いたフレンチアンティーク調の「UN DOUZE」、ウェディング専用ラインもあり、世代や用途に合わせたギフトを選ぶことが可能です。大阪や新宿、成田空港にあるショップではキャンドル以外のコラボアイテムなども取り扱っているので、キャンドルと組み合わせてもいいですね。
Astier de Villatte(アスティエ・ド・ヴィラット)
上品で上質、世界中の女性が憧れるパヒュームキャンドル「Astier de Villatte」 |
世界中で大人気のブランド。ディオールやエルメスなどの香水を手がけ、現在は高砂香料で調香師として活躍するフランソワーズ・キャロンが、世界各地の都市や街のイメージにインスパイアを受けてデザインしたパヒュームキャンドルです。
香りのよさはもちろんのこと、バブルガラスや陶器ポットはファッションや大人の女性にも喜んでもらえること間違いなしの上品さ。陶器のほうにはクーベルチュール(キャンドル蓋)も用意されています。大切な人の引っ越しや新築など、インテリアにこだわりのある関わる方へのお祝いなどにおすすめです。
MOR(モア)
「MOR」のキャンドルは、香りとパッケージで五感の旅を気軽に楽しめる |
バス&ボディケア、インテリアアイテムなどを手がける、オーストラリアのライフスタイルブランドのキャンドル。伝統的な素材や豊かな香りなどを通して五感を癒し、使う人に対して「五感の旅」をさせるものづくりがテーマだそう。
こちらのフレグランスキャンドルは、過ぎ去りし時代をテーマにした「EMPORIUM」、旅行向けにもぴったりな「LITTLE LUXURIES」などのシリーズにあります。百貨店やセレクトショップなどでも購入できる気軽さや価格の手頃さながら、パッケージは17世紀のデカダンスを感じさせる個性的な色と柄づかい。ゴージャスさとキュートさが印象に残るギフトです。
その他、フレグランスキャンドルの草分けであるDIPTYQUE、コロンなどと組み合わせられるサンタマリアノヴェッラなど、まだまだいろいろなブランドが存在しています。自分で買うよりもらうほうが圧倒的に嬉しい雑貨の代表であるキャンドル。だからこそ、ここぞという時(そして大切な方への)贈り物としておすすめです。
今回紹介している商品は取り扱いが終了していたり、デザインが変更されている場合もあります。必ず事前に店頭やWebショップでご確認をお願いします。