インクリメントPは10月20日、地図をウェブサイト・システムに組み込める地図API「MapFan API」の提供を開始したと発表した。
本APIの活用により、店舗検索サイト、位置情報管理システム、旅費精算ツールなど、地図・位置情報に関わる様々なウェブサイト・システムでの地図表示が容易に出来るだけでなく、開発者や社内システム担当者の作業工数低減による業務効率化にもつながる。
選べる地図デザインは、標準マップ/グレーマップ/RPG風マップの3種類で、デザインは今後も随時追加していく。また、地図上の地名や建物名を、日本語のほか、英語、韓国語、中国語(簡体字/繁体字)で表記した地図もオプションとして用意している。
料金プランは、年額48万円(税別)から用意。さらに、本APIで組み込んだ地図画像を、商用目的で印刷利用したい顧客のために、商用印刷利用を許諾するオプションプランも別途準備するという。
インクリメントPでは、これまでカーナビゲーションや「MapFan」サービスで培ってきた、デジタル地図に関する技術・ノウハウを活かし、法人向けデジタル地図サービスの拡充に努めていく。