ナレッジワークスはこのたび、ビーコンを利用したポイントラリーとAR(拡張現実)を組み合わせたスマートフォン向けアプリケーション「マワロ」の提供を10月20日より開始すると発表した。

「マワロ」起動画面

マワロは、商店街や観光地等の地域活性化や、商業施設・イベント会場での回遊性向上などが期待できる近接マーケティングとチェックインツール。Bluetoothとビーコンによる近距離通信技術を用いており、自動的に情報を受信するため、おサイフケータイなどのようにユーザーがかざす必要がなく、アプリケーションがインストールされたスマートフォンがビーコンに近づくと、その場所に応じた情報やポイントを発信することができる。

また、「ビーコンに反応してポイントを集め、貯めたポイントを特典などに交換する」といったポイントラリーを実施できるよう開発されているため、ポイントとともにクーポンやお得情報、観光案内、施設・展示の案内を画像やテキストにより表示することも可能だ。

同ツールに搭載されたAR機能では、チラシやパンフレットなどの印刷物の画像を読み取り、動画や情報、特典などを手に入れたり、任意のビーコンからARコンテンツを表示し記念写真を撮影したりすることも実現。ポイント取得の履歴の確認や、バックグラウンドでの実行(iOS 7以上)も可能で、マワロを起動することなくポイントを集めることもできるという。

AR機能を利用した写真撮影などのイメージ

導入には、コンテンツとビーコンの設置位置の準備が必要で、各種設定や検証はナレッジワークスが行う。