NTTコミュニケーションズは10月15日、IP電話サービスと連携したスマートフォンアプリを簡単に開発できる「050 VoIP SDK」の提供を開始した。
050 VoIP SDKは、IP電話の発着信プログラムのライブラリと併せて、アプリ開発者用ドキュメントやソースコード付きのサンプルアプリなどを含む開発キット。
iOS/Android向けのアプリのUIにライブラリを組み込むことで、発着信機能を実装できる。例えば、モバイルECアプリへの組み込みや、ビジネスパーソン向けの業務アプリへの組み込みが考えられる。
提供する機能は、一般加入電話、携帯電話、PHS、国際電話への発信、NTT Com が提供する 050 IP 電話番号への着信、指定した番号からの着信拒否、留守番電話(保存日数は10日間、保存件数は20件)、国際電話の発信を制限。
NTTコミュニケーションズは、10月29日~31日に開催される展示会「スマートフォン&モバイル EXPO【秋】」で、050 VoIP SDKを利用した050発着信プログラムを組み込んだデモアプリによる活用事例、IP電話の発着信デモンストレーション、サービス運用方法、申込み方法などを紹介する。