NTTデータは10月15日、スマートデバイスの安全な業務活用を実現する「MERMaides(マームエイデス)」の提供を開始すると発表した。

「MERMaides」を使ったワークスタイルイメージ

同製品は、Android/iOS上で動作するコンテナアプリとサーバーシステムから構成されるモバイル活用基盤。

企業の社内システムやパソコンとスマートデバイスをシームレスに連携し、スマートデバイス上で決裁などの業務システムを利用できるほか、パソコンやモバイル間でデータを自動的に同期する。

さらに、社員の属性や場所・時間等に応じて使えるアプリや機能を自動的に制御し、企業の社内リソースへのアクセス制御をすることで、外出先でもよりセキュアに業務を継続できる。

「MERMaides」構成図

また、ネットワーク非接続環境でもログインして業務アプリを利用でき、地下や地方での点検・開発作業等も安全に実施可能となる。

スマートデバイスの利便性をより向上することに加え、機能の拡張性もあり、MERMaides上で動作するアプリを開発するためのAPIや開発したアプリを配信する機能も提供しているため、業務に合わせたアプリを開発・追加・配信できる。

「MERMaides」機能一覧

NTTデータでは、製品の販売予定を2014年11月としており、3年間で50億円の売り上げを目指す。