JPCERT/CCは10月15日、Adobe Flash Playerに複数の脆弱性があるとして注意を呼びかけている。発表によると、遠隔の第三者が、これらの脆弱性を悪用した細工したコンテンツをユーザーに開かせることで、任意のコードを実行させる可能性があるという。
影響を受けるソフトウェアとバージョンは以下のとおり。
- Adobe Flash Player 15.0.0.167およびそれ以前のバージョン(Internet Explorer、Mozilla Firefox など)
- Adobe Flash Player 15.0.0.152 およびそれ以前 (Google Chrome)
対策として、最新版であるAdobe Flash Player 15.0.0.189に更新する必要がある。
Adobe Flash Playerが標準で同梱されているWindows 8用Internet Explorer 10、Windows 8.1用Internet Explorer 11は、Windows Updateなどで最新のFlash Playerが更新プログラムとして提供される。
同様に、Flash Playerが標準で同梱されているGoogle Chromeでは、Google Chromeのアップデート時にAdobe Flash Playerが更新される。