米ゼネラル・エレクトリック(GE)はこのほど、米大手電力会社Exelonからコンバインドサイクル発電プロジェクトに利用する、Hクラスのガスタービンを受注したと発表した。
GEがExelonに供給するのは4基の7HAガスタービンで、世界最大かつ最高クラスの効率の60Hz用。スチームタービンと発電機を組み合わせて使用することで、合計2000MWの発電量を追加することができるという。このガスタービンを利用するコンバインドサイクル発電所は、米・ダラス近郊とヒューストン近郊のExelonの敷地に建設予定で、機器の出荷は2016年、発電所の稼働は2017年を予定している。
GEは7HAガスタービン4基に加えて、D600スチームタービン2基、発電機6基および長期保守契約を受注しており、受注総額は5億ドルを超えるとのこと。HAガスタービンはこれまで日本を含めた4カ国で受注していたが、米国内では今回が初となった。