MetaMoJiは10月14日、法人向け製品ラインアップを拡充したと発表した。
拡充した製品ラインアップは、「1.『mazec for Business(iOS)』の販売」「2.企業システム連携を強化した『MetaMoJi Note』の新しいライセンス販売」「3.電子会議支援アプリ『MetaMoJi Share for Business』のバージョンアップ」の3点。
iOS8用手書き日本語変換「mazec(マゼック)for Business(iOS)」は、2014年年9月に登場したiOS 8より、mazecがIM入力メソッドとして、入力が必要なすべてのiOS8アプリケーションで動作することが可能となっていた。
今回、法人向けの「mazec for Business(iOS)」では、「mazec」が元々備える直感的な入力方式に加え、業務に応じたテンキー、イメージ出力、イージーモード等多様な入力方式の追加、企業内独自辞書サービス、プログラムインタフェースによる連携、イメージ出力、セキュリティなどの機能が強化された。
さらに、導入支援等の技術支援サービスを提供することで、法人で安心して利用できる。製品価格は、年間使用料で1ライセンス3000円から。提供開始は、11月を予定している。
「MetaMoJi Note 企業版」のライセンス販売は、これまで多くの顧客より要望があったMetaMoJi Noteを社内のシステムと連携して使用するのに最適な製品形態、ライセンス形態となり、基本的なノート機能と連携APIの組み合わせで構成。
企業においてPDFに手書き文字、写真、スタンプなどをアノテーション(あるデータに対して関連情報を注釈として付与)するといった、ペーパーレスソリューションのフロントエンドとしての使用が容易になる。「MetaMoJi Note 企業版」の価格は、年間使用料で1ライセンス2,000円からで、11月の出荷開始を予定している。
さらに、法人ユーザーの利用に即した形で、セキュリティ、権限管理、システム連携等の機能を強化した、電子会議支援アプリ「MetaMoJi Share for Business」のバージョンアップを行った。
バージョンアップは、企業内にサーバーを設置するオンプレミス版の追加提供(オンプレミス版 MetaMoJi Share for Businessは、50ID 150万円~)、音声の録音・再生機能、会議の権限の改善・会議テンプレート等会議をより実施しやすく改善(Share)、mazec多言語オプション(日本語に加え、英語・中国語等全12言語の追加)の設定など、多岐に渡る。