ベクトルの子会社となるシグナルは10月14日、オンラインコンテンツ配信ネットワークを提供するOutbrainの日本法人となるアウトブレイン ジャパンと協業し、デジタルPRによる記事コンテンツの創出と、記事内容と親和性の高い読者をレコメンド誘導するPRコンテンツ流通パッケージ「Outbrain PR Boost」の提供を開始した。
同サービスは、シグナルによるオンライン上でのニュース記事の創出・拡散から、Outbrain独自のレコメンデーションを用いたコンテンツの流通までオンライン上のPR施策をワンストップで提供。ニュースサイトなどを読んでいる閲覧モードのユーザーに対し、自然な形での対象記事コンテンツのレコメンド実施や、クリック課金(CPC)型での効率的なオンライン記事への送客などを実現する。
なお、両社は同サービスの提供に際し、テストマーケティングとして、リスティング広告とディスプレイネットワーク広告、Outbrainの3つを用いた対象サイトへの誘導施策を実施。誘導数や誘導効率、対象サイトに訪れてからの滞在時間などを比較・分析した。
同テストによると、OutbrainからのWebサイトへの流入は、日ごと安定して行えている一方、リスティング広告とディスプレイ広告からの流入は、日よって変動的となったほか、Outbrain経由のユーザーは、他誘導施策経由と比較して、2ページ目以降の閲覧者数が3.4倍、平均滞在時間も8倍以上となったという。