ACCESSは10月14日、同社の位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」が、フリークアウトのプライベートDMP(Data Management Platform)「MOTHER」と連携したと発表した。
ABFは、BLE(Bluetooth Low Energy)搭載のBeaconハードウェアやスマートフォン向けアプリケーション、クラウド管理システムをワンストップで提供するもの。MOTHERとの連携により、自社プライベートDMPに、リアルなユーザの行動履歴情報を反映させることができるため、導入企業は、より精度の高いO2O広告施策や効果検証、データベースの構築・活用が可能となるという。
具体的には、導入企業は、ABFとMOTHERの両者がもつモバイル・アプリケーション向け機能を自社のスマートフォンアプリに実装し、ABFの提供するBeacon機器を店舗やイベント会場に設置。同場所を訪れたユーザの中で、プライバシー規約に同意するユーザのデータのみを対象に、リアルタイムのプライベートDMPに送信・蓄積する仕組みだ。
これにより導入企業は、インターネット広告を閲覧したユーザの中から、実際に会場や店舗に足を運んだユーザの把握や、広告の効果検証を行なうことができるほか、データの蓄積や分析、次回の広告施策への活用など、継続的なマーケティング活動の精度向上を図ることが可能となる。