ジーニーとソフトバンクモバイルは10月14日、業務提携契約を締結したと発表した。これにより、ソフトバンクモバイルは、ジーニーの協力のもとSSP(Supply Side Platform)事業を11月より開始するほか、ジーニーに対し32.9%出資する。

ジーニー公式Webサイトイメージ

この提携により、広告主は、ソフトバンクモバイルやグループ企業が持つネットサービス上の広告媒体に対し、RTBによる広告枠の買い付けが可能となり、ユーザー属性に合わせた、リアルタイムで効率的なインターネット広告の配信を実現する。

ソフトバンクモバイルは今後、ジーニーの提供する「Geniee SSP」を活用することで、ソフトバンクグループ内のインターネット広告事業の収益最大化を目指す考えだ。

なお、ジーニーへの出資は、ソフトバンクの100%子会社となるSB Pan Pacific Corporationを通じて実施されるという。