東京メトロと都市再生機構は10月14日、日比谷線霞ヶ関駅~神谷町駅間に新駅を設置すると発表した。

10月10日に、特定都市再生緊急整備地域 東京都心・臨海地域に関する都市再生緊急整備協議会で環状第2号線新橋・虎ノ門周辺地区整備計画が決定。生活環境を備えた国際的なビジネス・交流拠点の整備と交通結節機能の強化を行なうことになったという。

UR都市機構が、地下鉄日比谷線新駅整備事業(仮称)の実施主体となり、東京メトロは新駅の設計・工事の受託と、供用開始後の運営管理を行なう。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに供用開始を目指すが、最終的な駅設備の完成は2022年度になる予定。

日比谷線新駅は、霞ヶ関駅~神谷町駅間のちょうど中間に近い位置に設置され、虎ノ門ヒルズのほぼ真横に設置される。

新駅の位置。虎ノ門ヒルズとは目と鼻の先の位置だ

なお、東京都の東京都心・臨海地域整備計画によると、虎ノ門ヒルズの周辺アクセスでは、虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業(仮称)としてバスターミナルの整備が行なわれるほか、歩行者ネットワーク整備事業として歩行者デッキや地下通路、歩道上空地などが新駅や虎ノ門駅と繋がる。

また、虎ノ門ヒルズにほど近い、虎ノ門駅と神谷町駅の改良工事も2019年まで行なっていく。

多くの再開発計画が予定されている虎ノ門地区。既存駅の改良なども予定されている