ロフトワークは、3Dプリンタやレーザーカッターなどで作成したハロウィン・アイテムを身につけ、仮装して参加できる「FabCafe ハロウィンパーティー」を、東京(日本)、台北(台湾)、バルセロナ(スペイン)の3カ国で同時開催する。東京会場は、渋谷にあるデジタルものづくりカフェ「FabCafe Tokyo」。日時は10月31日 20:00~22:00。参加費は2,000円(1ドリンク、フード付き、小学生以下は無料)。

プロジェクト「GRUE」WEBサイト

このパーティーは、同社がスタートさせたプロジェクト「GRUE」のリアルイベントとして開催されるもの。3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機器で作れるハロウィン・アイテムのデザインデータをオンラインで共有し、3カ国に拠点をもつデジタルものづくりカフェ「FabCafe」でハロウィンパーティーを開催するという試みだ。パーティー参加者は、クリーチャーやロボット、モンスターなどのデザインをダウンロードしてアイテムを作成し、装着したりかぶったりして盛り上がることができる。

また、参加希望者は、申し込みページにて登録したうえで、今年のテーマ「White Nightmare」に合わせたドレスコード(コスチュームのどこかに「白」を取り入れた仮装)で参加する。なお、当時は世界中から集まったの3Dデータを巨大3Dプリンタで出力した「かぶりモノ」が用意されるほか、メイクブースも用意されるため、手ぶらで行っても大丈夫とのことだ。

3Dプリンタで出力したカボチャランプ

レーザーカッターで作ったハロウィンライト

この催しには直接の参加のほか、デザインの投稿で参加することも可能。クリエイターコミュニティサイト「ロフトワークドットコム」のプロジェクトページから作品のデータを投稿できる。募集しているのは、3Dプリンタで出力するモンスターのかぶり物やアクセサリーのデータ、レーザーカッターを使用して作るキャラクターのカットデータ、段ボールとはさみで作るロボットコスチュームの型紙、布や紙などにプリントするハロウィンマスクのプリントデータなど、ハロウィンで楽しめるアイテムのデータおよび型紙。作品はパーティー当日の10月31日まで投稿でき、パーティー会場では集まったクリーチャーやロボットをプリントアウトし、ミニコンテストが行われる。