アライドテレシス、デジタルアーツ、プロセラネットワークス、米Emerging Threats Proは、次世代ファイアウォールにおいて協業し、アライドテレシスは、当次世代ファイアウォールを搭載したUTM&VPNルータ「CentreCOM AR3050S/AR4050S」を2015年第1四半期にリリースすると発表した。
この製品は、デジタルアーツのURLフィルタリングデータベース、プロセラネットワーク スのDPIアプリケーション識別エンジン、Emerging ThreatsのIDS/IPSデータベースによる次世代ファイアウォールを搭載したUTM&VPNルータ。
全ポートギガポート、アプリケーション・アクセラレーションエンジン、パケット・プロセッシングエンジンや暗号エンジンなどを搭載した高速MPUを採用することで高いパフォーマンスを実現。また、同社スイッチ製品「xシリーズ」と共通のOSであるAlliedWare Plusを搭載する。
デジタルアーツのURLフィルタリングは、92種類のカテゴリーに分類された最新・高精度のデータベースによるURLフィルタリングで、Webアクセスをコントロールする。
ディープ・パケット・インスペクション(DPI)では、Webアプリケーションを含む、ネットワークを流れるトラフィックをリアルタイムに識別・可視化し、分析とポリシーコントロールを行うための解析情報を提供できる。
そして、IDS/IPSでは、外部からの不正アクセスや侵入を検知するとともに、不正侵入を自動的に防御する機能を備えている。
そのほか、通信時のIPアドレスを監視し、不正な通信をブロックするIPレピュテーション、アンチ・ウィルス、アンチ・スパム、ステートフル・パケット・インスペクション、VPNなどの機能を備える。