ソフトバンク・テクノロジーは10月10日、マイクロソフトソリューション拡充の一環として、Active Directoryに対するセキュリティ診断サービスを提供開始すると発表した。

同サービスでは、Active Directoryサーバおよび環境に対し、同社のセキュリティ専任エンジニアがネットワーク経由とサーバの設定情報の両面から問題点の検出を行い、対策を提示する。

従来の脆弱性診断で対応が難しかった「攻撃者視点」での診断により、実際に侵入されてしまった後の影響範囲や、発生が想定される事態について、より詳細に可視化が可能になる。

「Active Directory診断サービス」

具体的には、「ポリシーに対する設定を確認」「推測されやすいパスワードが設定されたアカウントを検出」「ネットワーク上に顕在化する問題点の検出」「OSやソフトウェアの欠陥、弱点を攻撃」を実施する。

同サービスの内容や回数はカスタマイズ可能で、例えば、スポット対応1回、1ドメインコントローラ、100ユーザーまでの診断の場合、98万円からとなる。