ACCESSは10月9日、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」において、ユーザの認証機能を拡張したと発表した。
「ABF」は、BLE(Bluetooth Low Energy)搭載のBeaconハードウェアや、スマートフォン向け標準アプリケーション、クラウド管理システムをワンストップで提供することにより、事業者のO2O(Online to Offline)サービス等の開発の迅速化と運用の効率化を実現する位置連動型コンテンツ配信ソリューション。GPSにも対応し、屋外の位置情報と連動したコンテンツのプッシュ配信もできる。
認証機能付きABFは、標準のABFのBeacon機器同様のワンチップのBLEモジュールに認証機能を拡張することで実現したもの。ケースも標準版同様に小型軽量で、設置場所を選ばないコンパクトな設計となる。また、ポイントカードやスタンプラリーなどの標準アプリケーションや、クラウド管理システムを搭載する。
同社は11月初旬より、小売店やレストラン、エンターテインメント施設などを運営する企業や広告代理店などを対象に提供開始する予定だという。