ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは10月9日、統合脅威管理(UTM)/次世代ファイアウォール(NGFW)の新製品「WatchGuard Firebox M440」および新料金体系「Pay-By-Pointプログラム」を発表した。
Firebox M440は、ネットワークセグメントの作成、トラフィックのマッピング、セグメント単位のトラフィックに基づくカスタムポリシーの作成などを備えたUTM。VLANなどの複雑な構成を排除し、複数のネットワークセグメントにわたるトラフィックのポリシーを適用した。
また、同社のリアルタイム可視化ツール「WatchGuard Dimension」と連携することで、セグメントごとのトラフィックに適用されている各ポリシーの効果を一元管理できるようになった。
インタフェースは、1Gbイーサネットが25ポート、PoE(Power over Ethernet)が8ポート、10Gb SFP+が2ポート。ファイアウォールのスループットは6.7Gbps。
Pay-By-Pointプログラムは、UTM/NGFWアプライアンス(もしくは仮想アプライアンス)を利用した分だけユーザー企業が料金を支払う。端末の購入代金がなくなるため、初期費用を抑えられることが大きなメリットだ。一方、MSSP事業者にとっては、コストモデルを容易に算出できるほか、ユーザーからのサービス解約のリスクを軽減できるとしている。