ネットワールドは、米PernixDataのストレージ高速化プラットフォームの最新版「PernixData FVP 2.0」を発表し、10月9日より販売を開始すると発表した。

「PernixData FVP」は、VMwareのハイパーバイザー内にカーネルモジュールとしてインストールし、サーバに搭載された高速なメディアをキャッシュ化して既存ストレージのI/O性能、レスポンスタイムを高めるソフトウェア。

最新版の「PernixData FVP 2.0」は、従来のフラッシュメモリに加えてメインメモリー(RAM)をキャッシュとして利用可能にし、また、従来のSANに加えて、NASおよびローカルデータストアにも対応可能にした。

さらに、エディション構成を全5種類に拡充(従来は2種類)して、販売価格の引き下げ、月額サブスクリプションライセンスの追加などを行っている。FVP Standardは、参考価格(税別)で60万円/ノード。

なお同社は新版の「PernixData FVP 2.0」を、販売パートナー、ならびにエンドユーザへの普及を加速させる計画で、従来から提供しているPernixData社認定トレーニング「PernixPrime」と併せて、無償評価版を10月9日より提供する予定。