Microsoftは10月1日(米国時間)、「Internet Explorer and the Windows 10 Technical Preview - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、公開開始した「Windows 10 Technical Preview」に同梱されているIEの新機能について伝えた。IE 11で実装されたSPDY/3機能をベースとしたHTTP/2サポート機能などが搭載されているほか、さまざまな新機能の追加や既存の機能の改善などが盛り込まれている。
Windows 10 Technical Previewに搭載されているIEはChakra JavaScriptエンジンにも改良が加えられており、特にパフォーマンスが向上している点が注目される。起動時間を短縮するための実行パイプラインのストリーミング化、実行時間短縮のためのJITコンパイラの改善、レスポンス性を改善するガベージコレクションの改善などが盛り込まれている。
Microsoftは同時にIEの開発に関して、同社と開発者との双方向の意見交換を可能とするためのプラットフォームとして「Internet Explorer Platform Suggestion Box!」を新たに設置したことも伝えた。同社はこうしたコミュニケーションに関する取り組みを進めると2014年4月に発表していたが、今回のプラットフォームはこの取り組みを具現化する最新版となる。