ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は、同社の最新世代となる3Dプリンタ/切削加工機「monoFabシリーズ」の発売を記念した体験型イベント「monoFab Experience Day」を10月16日ならびに17日の2日間、東京 浜松町のローランドDG 東京クリエイティブセンターにて開催する。

開催時間は両日ともに10時から17時で、10時30分~11時30分ならびに15時~16時(17日は15時30分~16時30分)の予定でローランド ディー.ジー.アカデミーによるmonoFabシリーズの製品紹介が行われるほか、13時30分~15時の予定で特別講演が行われる予定。

特別講演の講演者は16日がコトック代表取締役の安冨浩氏で、「RPを用いた『コトづくり』」と題してデザインの本質と、ユーザーエクスペリエンスについて語るほか、当日は同氏がmonoFabシリーズを利用して作成した作品の展示も行われるという。一方の17日は、日本における「FabLab(ファブラボ)」「ファブシティー」の推進者として知られる慶應義塾大学の田中浩也氏が「教育現場での3Dプリンター活用」と題して教育現場やコミュニティにおいて3Dプリンタをはじめとしたデジタルツールの活用を事例を交えて紹介する予定だという。ちなみに17日の講演は、Ustreamで会場からの生中継が予定されている。

参加費用は無料で、同社Webサイトから参加申し込みを行うことが可能。また、同Webサイトから申し込みを行った場合に限り、1社(1校/1組織)につき1冊限定ながら、田中浩也氏の著書「SFを実現する3Dプリンタの想像力」(講談社現代新書)をもらうことができるという。

なおローランドDGは、今回のイベントについて、メーカー勤務の設計者、デザイナー、教育関係者などに特に有益な内容だとしており、興味を持っている人はこれを気にぜひ参加してもらいたいとコメントしている。

安冨浩氏

田中浩也氏