明日香村地域振興公社は10月1日、ソフトバンクモバイルと協力し、奈良県高市郡明日香村、同郡高取町および橿原市において、タブレットを搭載した超小型モビリティのレンタルサービス事業「MICHIMO」を2015年春より開始すると発表した。グランドオープンに先立ち、プレオープンとして2014年10月11日よりレンタルサービスを開始する。

「MICHIMO」という名称には、飛鳥の「道」をモビリティで巡り、「未知」なる体験に出会い、心も体も「満ち」てもらいたいという思いが込められている。

同事業では、近鉄飛鳥駅前に営業所を設け、飛鳥地域を訪れる観光客にタブレットを搭載した超小型モビリティを1日8,000円で貸し出し、交通手段として活用してもらう。

「MICHIMO」のサイト。このサイトで予約できる

小型モビリティとしては、MICHIMOオリジナルラッピングを施した2人乗りのNISSAN New Mobility Conceptを提供。タブレットには、カーナビゲーションとして飛鳥地域の観光ルートを案内する専用のアプリケーション「MICHIMOナビ」を搭載する。

レンタルされる超小型モビリティの外観

同事業には、ソフトバンクモバイルが開発した充電・認証システム「ユビ電」を超小型モビリティの充電インフラとして採用し、観光スポットの石舞台やショッピングスポットの農産物直売所などに「ユビ電」に対応する充電器を設置する予定。