クラウドワークスは10月1日、AOKI ホールデングス(AOKIグループ)と業務提携を行い、グループ会社となるAOKIとアニヴェルセル、ヴァリックの3社による「クラウドソーシング活用を促進する共同プロジェクト」を開始したと発表した。
同プロジェクトは、従業員の中での創意工夫に留まらないオープンイノベーションの創出と、既存事業の戦力減を防ぎながら新規プロジェクトを機動的に推進することを目的とするという。
ファッション事業を展開するAOKIでは、8月よりクラウドワークスのマーケティング部門と連携し、クラウドソーシングの試験運用を開始。スーツなどの商品ネーミング案の募集や企業スローガンのアイディア募集、衣料品に関する利用動向調査などに活用してきた。
ブライダル事業を扱うアニヴェルセルや、エンターテイメント事業を行うヴァリックも同様に、デザインやネーミングの募集に利用した実績がある。また、9月にはAOKI ブループ全体でクラウドソーシングの活用を開始している。
クラウドワークスとAOKIグループは今後、相互に連携しながら活用領域を広げ、キャンペーン用アプリの開発 や、ファッション商品のプロダクトデザインなど、製造・プロモーションの領域でも積極的にクラウドソーシングを活用する予定だ。