京セラ、三菱UFJリース、竹中工務店の3社は9月30日、太陽光発電による売電事業を実施することを目的に共同出資会社「KMT ソーラー」を設立したと発表した。

新会社では、企業などが保有する遊休地などを対象として売電事業を日本各地で実施していく。同事業において、京セラグループは太陽電池モジュール・周辺機器の供給と保守管理業務を、三菱UFJリースは会社運営事務とプロジェクトファイナンスを活用した資金調達を、竹中工務店は発電所の設計及び施工をおこなう。現在、複数の候補案件をあげて各関係先と交渉中であり、2015年中の建設着工及び稼働を目指している。

3社は今後について「それぞれが持つ豊富な太陽光発電事業のノウハウを強みに積極的に同事業を推進することで、再生可能エネルギーの普及促進と環境負荷低減に貢献していく」とコメントしている。