日立ソリューションズは、「組込み開発向けテスト自動化ソリューション」を10月1日から提供開始する。価格は個別見積り。

同ソリューションは、米QualiSystemsのテスト支援ツール「TestShell」を活用し、経験豊富なエンジニアが、事前検証、導入から保守・運用までをワンストップでサポートするもの。

「組込み開発向けテスト自動化ソリューション」の概念

同ソリューションは、テストシナリオ作成・実行・管理を支援する機能を活用してテストプロセスの標準化を促進し、属人性を排除することで、安定した品質を確保する。テスト結果の参照とエビデンス(証跡)作成も可能。

テストシナリオの中で、組込み機器のテストで使用する計測器、データジェネレータなどの測定機器を制御できるため、測定機器を使用するテストを自動化の対象とし、テスト自動化の範囲を広げることを実現する。

また、テスト機器を開発者同士で共有し、スケジュール管理することができるため、離れた拠点にいる開発者同士でテスト機器を共有可能。これにより、限られた台数のテスト機器を効率よく使用できるほか、オフショア開発などの多拠点における分散開発に適している。