インテージは、電通の協力を得て実施した「メディア接触調査」の結果を用いて開発したブランドとメディアのつながりを捉える分析サービス「SCI Media Profiler」の提供を9月26日より開始したと発表した。
同社では、保有する消費者購買データと同一個人から収集したメディア接触情報とを紐づけすることにより、ターゲット分析の精緻化を図り、より生活者のニーズに適した企業のマーケティングコミュニケーションプランニングの実現を支援する分析サービスを開発。
インテージの「SCI(全国消費者購買パネル調査)」モニターの「Profiler(意識・価値観調査)」回答者とメディア接触情報を捉える「i-SSP(インテージシングルソースパネル)」のモニターのうち、東阪名電波エリアに住む人を対象に、電通の協力により日記式調査にて実施した「メディア接触調査」の回答者1万8409人のデータを用いている。
同サービスにより、ターゲットの生活価値観分析や、精確なメディア接触実態データを掛け合わせた精緻な"戦略ターゲット"のプロファイルを分析できる。
また、「メディア接触調査」の対象者にはWebサイト閲覧状況やテレビ接触をログ形式で把握する「i-SSP」のモニターを包含している。
そのため、より詳細なクロスメディア(テレビとWebサイト)の接触ログ分析も可能となっており、広告主企業の詳細なターゲット分析/オーディエンス分析/メディアプランニング支援にも活用できる。