クラウドワークスは9月29日、オークファンとの連携により、ショッピング・オークション一括検索・比較サイト「オークファン」の利用者に対し、クラウドソーシングの活用を支援するサービス連携を開始したと発表した。

同社によると、日本国内のEC市場は、2013年度が11兆5000億円、2018年度には20兆8000億円へと成長が見込まれるが、その一方で、インターネット物販のビジネスが軌道に乗ったユーザーにとっては、商品の出品や発送など作業リソースをどのように確保するかが、事業拡大の課題となっているという。

今回の提携により同社は、オークファンの登録会員となる約40万人(9月末時点)に、商材の価格調査や調達、出品、発送などインターネット物販に関わるさまざまな作業にクラウドソーシングを活用するよう提案・サポートする連携体制を構築したという。

クラウドワークスとオークファンの連携体制イメージ

両社は今後、オークファンが会員向けに実施するセミナーをはじめ、出品者育成サービス向けのガイドテキスト等の整備を進め、インターネット上のマーケットプレイス利用者がクラウドソーシングを活用して効率的に事業を展開できるよう、サポートしていく考えだ。