首都高速道路はこのほど、東京都と共同で建設している「中央環状線山手トンネル(高速湾岸線~高速3号渋谷線)-中央環状品川線-」の工事が進み、2015年3月に開通することになったと発表した。
今回、高速湾岸線の大井ジャンクションから大橋ジャンクションに接続する部分(約9.4km)がつながって中央環状線が全線開通するとともに、首都圏3環状道路(首都圏中央連絡自動車道、東京外かく環状道路および中央環状線)の最初のリングが完成する。
全線開通の効果としては、「東京・横浜・千葉の臨海部のレジャー施設へのアクセス向上」「羽田空港へのアクセスの時間短縮」「都心環状線に集中する通過交通が分散することによる渋滞緩和」「国際コンテナ物流の効率化による経済力強化」「防災力強化」「環境改善」がある。