オレガは9月25日、バッファローと業務提携し、バッファローの法人向けNAS製品「TeraStation WSSシリーズ」にオレガのストレージ仮想化ソフトウェア「VVAULT」を組み合わせて販売開始すると発表した。

両社は、低価格化と利用用途の拡大によりNASの導入が進んだ結果、NASの管理作業が煩雑になり、「社内に散在する複数のNASを統合管理したい」というニーズが生まれている背景を踏まえ、NASの統合管理を実現する新たなパッケージを共同で市場展開していくこととした。

提携の対象となるバッファローのNASは、Windows Storage Server 2012 R2搭載モデル「TeraStation WSS WS5000R2シリーズ」。2HDDから6HDD、1Uラックマウント対応まで、幅広いラインアップとなっている。

TeraStation WSS WS5200DWR2シリーズ

VVAULTはWindows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフト。最新バージョンの7.2は「既存サーバやNASからのデータ移行やサーバ統合を自動化するVマイグレーション機能」や「仮想ドライブの状態を監視し、差分データを自動でバックアップするライブバックアップ機能」など

今回の提携により、両社は一部の販売パートナーにおいてバッファローの「TeraStation WSSシリーズ」とオレガの「VVAULT Professional」を組み合わせたセットモデルを設定し、展開していく。

「VVAULT 7.2」の操作画面