ソネット・メディア・ネットワークスは9月25日、同社が提供するDSP(Demand Side Platform)「Logicad」を通じて、マイクロアドが運営するSSP(Supply Side Platform)「MicroAd AdFunnel」へRTB(Real Time Bidding)での広告配信を開始した。

Logicadとは、広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム(DSP)。大規模な配信ログや、オーディエンスデータを高速・安定的に処理することが可能なシステムインフラを備える。

ソネット・メディア・ネットワークスが提供するDSP「Logicad」イメージ

同DSPは、既に、共同運営を行うSSP「PubMatic」のほか、「Google DoubleClick Ad Exchange」や「OpenX Market Japan」「YIELD ONE」「Xrost SSP」「Microsoft Advertising Exchange」へのRTB接続に対応している。

今回、新たに対応する「MicroAd AdFunnel」は、国内約900社以上の広告在庫を有する「広告媒体社の広告収益最大化を支援するためのプラットフォーム(SSP)」で、広告在庫の総計430億インプレッションを管理・運用する。

同SSPへのRTB配信の対応により、広告出稿企業は、Logicadが接続済である他のSSPやアドエクスチェンジと合わせ、より広範囲な広告枠に対しRTBによる最適な広告配信を行うことが可能となり、さらなる広告効果の向上が期待できるという。