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Debianプロジェクトは9月19日(協定世界時)、「tasksel/tasksel - tasksel repository|switch default desktop to Gnome」において、次期バージョンのデフォルトのデスクトップ環境にはGNOMEを採用することになりそうだと伝えた。Debianプロジェクトは肥大化などを理由としてデフォルトのデスクトップ環境をXFCEへ変更する意向を見せていたが、もろもろの状況を加味してGNOMEの採用に戻ってきた形となった。
GNOMEをデフォルトのデスクトップ環境として採用する主な理由として、アクセシビリティの実装が進んでいることと、systemdへの対応が進んでいることをあげている。ほかのデスクトップ環境もこれら機能を実装しているが、GNOMEと比較するとまだまだ開発する幅が広いと指摘している。
また、XFCEをデフォルトのデスクトップ環境として採用する理由として、LiveCDなどのメディアをCD 1枚に納めたいという点をあげることができるが、もはやこの点はそれほど問題にならないように見えると指摘している。Debianに限らず、systemdのデフォルト採用に対応するためにディストリビューションはそれぞれに対応が必要となっており、それぞれのプロジェクトがそれぞれの立場から取り組みを進めている。