Intimate Merger(インティメート・マージャー)は9月24日、Webサービスが保有するオーディエンスデータを横断的に活用・販売できるプラットフォーム「セグメントギャラリー」の提供を開始した。
オーディエンスデータとは、コンテンツ閲覧履歴や検索履歴、アクセス元履歴、広告接触反応履歴などのオンライン行動履歴や会員データ、CRM(Customer Relationship Management)データ等の総称となる。
今回提供するプラットフォームでは、同社が提携するポータルサイトやネットリサーチのオーディエンスデータなど、同社で保有する3.5億のオーディエンスデータから、マーケティング活動に利用可能なデータを効率的に発見することが可能だ。
また、発見したデータは、同社の提供するデータマネジメントプラットフォーム(DMP)を通じて、一元的にDSP(Demand-Side Platform)やアドネットワークといった広告商品やアクセス解析ツール、CRMツールなどにおいて活用することができる。
メディアやポータルサイト、ネットリサーチといったオーディエンスデータを保有する企業は、同プラットフォームにオーディエンスデータを提供することで、システム開発コストや営業情報更新の手間をかけずに、安全かつ効率的にサービスオーディエンスのデータの活用を実現する。
同社は今後、同プラットフォームの導入社数を、年内に30社としたい考えだ。