popInは9月24日、記事コンテンツの読了状況を解析するテクノロジーREADを用いて、コンテンツ型ネイティブ広告の読了状況を測定し、ブランドリフト効果を定量化するレポート「READ Insight」の提供を開始した。

READは、ブラウザ上で未表示の記事部分やタブの切り替え操作などをもとに、読了状況を把握する仕組み。記事ごとに「熟読層」と「閲覧層」「流し見層」の割合を可視化することができる。

同技術に基づく効果測定ソリューション「READ Insight」は、同社の提供するネイティブ広告の配信プラットフォーム「popIn Discovery」を通じて提供される分析レポート。項目は、「READ分布」と「コンテキスト解析」「外部メディアでのコンテンツ消費スタイル」となる。

「READ分布」では、コンテンツ型ネイティブ広告の読了率が、どのような割合で分布しているのかをレポートするほか、popIn Discovery経由のトラフィックと、自然流入などを含めた全体トラフィックとの比較もできる。

「READ分布」レポートイメージ

「コンテキスト解析」は、どのような記事を経由してコンテンツ型ネイティブ広告のリンクをクリックしたのかを、マネーやライフスタイル、エンタメなど計23のコンテキスト別に分析したレポートとなる。各コンテキストは、popIn独自の自然言語解析テクノロジーにより媒体横断で共通化されているため、各媒体が独自に設定している記事カテゴリとは異なるものだ。

「コンテキスト解析」レポートイメージ

「外部メディアでのコンテンツ消費スタイル」では、クリックしたユーザーが、外部メディアで読んでいる記事のカテゴリや、記事を読む時間帯などコンテンツの消費スタイルをレポートする。

「外部メディアでのコンテンツ消費スタイル」レポートイメージ