万事が順調に行くとは限らない。しかし、気持ちが落ち込むことはよくある。そういう時にどうすれば気持ちが上向くのか。Dumb Little Manが「スランプから脱出する8つの方法(原題:Get Off That Lazy Couch: 8 Ways to Get Out of a Slump)」という記事で、回復までの8ステップを紹介している。
特に、今のような季節の変わり目は、気分が安定しない時期でもある。実りある秋にするために、ぜひともスランプを脱しておきたい。
うまくいかないことをストレスに感じない
人生には波がある。うまく行く時や、うまく行かない時、何をやっても上手く行かない時……。あらゆるものから見放されたように感じるかもしれないが、あまり深く考えすぎてはいけない。
今はそういう時期と言い聞かせて、これ以上はストレスを抱え込まないようにしよう。散歩をしたり、体を動かしたり、スポーツをしたり。もしくは目を閉じて気持ちを落ち着けるといったことでも良い。
心に平静を取り戻すというスキームを構築してみよう。
続けるということ
果報は寝て待てとよく言うが、それは最善を尽くした後のこと。何もしないで状況が好転することはない。自分から働きかけるしかないし、行動するしかない。
いつもの朝のルーチンワーク、例えばジョギングなどをやっている場合、気分が優れない時であっても続けていこう。
時には自分を律する必要があるが、成功している人は気が乗らない時でも続けている。気が乗らないからとやめてしまうことは、機運を逃すことになるし、再び始めようとしても再開するのが難しくなる。
自省する
忙しいからこそ、自省する、自分を振り返る時間を持とう。
一日を振り返って、改善点や良かった点を考えてみる。走り続けるだけではなく、少しでも良くなるように心がけよう。新しい方法を思いつけば、それが自分にとってのブレークスルーになるかもしれない。
プロセスにフォーカスする
結果ではなくプロセスにフォーカスすることが重要だ。
つまり、自分が何をしているのか、どんな努力や心がけをしているのかに注意を払う。
そして、行動を取っている自分や、続けている自分を誇りに思うことが大切。今は結果が出なくても、苦しい時を乗り切れば、結果はきっとついてくるはずだ。
長期的視点を
今やっている内容に集中しつつ、すぐに結果が出ないことには重きを置かず、じっくりとこなしていく長期的な視点を持とう。
そもそも、どうしてその仕事を始めたのか? 何故この会社に入ったのか? 何故この資格を取りたいと思ったのか? そんなことを考えると、まだ道半ばであり、今すぐに上手く行かなくても良いと思えるはずだ。
インスピレーションを探す
現状で停滞するのではなく、気分転換してみてはいかがだろうか。
久しぶりに本を手に取ってみたり、映画館で映画を見たり、連絡をしばらく取っていなかった友人にメールをしてみたり……。いつもとは違う行動からインスピレーションを得られたならば、しめたものだ。
笑いを忘れずに
人生とは真剣、そして深刻なものだが、笑うことまで控える必要はない。たまには失敗した自分を笑い飛ばしてみよう。
同僚と仕事の話だけではなく、冗談を交わそう。笑うことはリスクゼロのストレス対策だ。
笑っている人に辛くあたる人はいないし、あなた自身の気持ちも明るくなる。
ポジティブ思考
これまでの7ステップで、かなりポジティブな思考になってきたはずだ。最後の仕上げは、ネガティブな考えを追い出すことだ。
人は考えていることが現実になるし、願えばそれに近づくことができる。負のスパイラルに陥るのではなく、良い循環を自分の中に作ろう。