モリサワは、第14回モリサワ文字文化フォーラム「トーベ・ヤンソンとムーミンのあゆみ」を開催する。開催日時は2014年10月20日 13:30~15:00(開場13:00)。会場は大阪市・浪速区のモリサワ本社 4F大ホール(定員150名)。参加費は無料。
モリサワ文字文化フォーラムは、同社が主催する催しとして14回目を迎えるもので、今回は「ムーミン」の生みの親でもあるトーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して、今秋から日本で巡回展が行われる「トーベ・ヤンソン~ムーミンと生きる~」展の総合キュレーターであるトゥーラ・カルヤライネン氏を招いて講演を実施する。
トーべ・ヤンソンは、幼い頃から画家を目指し、画家としての成功を果たしたが、同時に作家、イラストレーター、コミック作家であった。何よりも人々の心を捉えたのは日本でも広く知られている「ムーミン」であり、トーベに国際的な名声をもたらした。ムーミン作品には家族や友人らのことが直接または間接的に登場するなど、自叙伝的な意味合いを持っていることにくわえ、生涯の間4回もの戦争が起こり、それによって深く傷ついたトーベにとって、ムーミンを創造することで精神のバランスを取った面もあるともいえる。
なお、同フォーラムへの申し込みは特設ページより10月1日 13:00~10月7日 12:00まで受付が行われ、抽選後、当選した人には10月8日以降に受講票がメールで送付されるということだ。