トヨタ自動車は、仏パリで10月2日~19日に開催される2014年パリモーターショー「Mondial de l'Automobile 2014」にコンパクトクロスオーバーのコンセプトカー「TOYOTA C-HR Concept」を出展すると発表した。
同コンセプトカーは、同社が提案する新世代コンパクトクロスオーバーのデザインスタディモデルで、軽快さと力強さを融合させたスタイリングを実現している。
具体的には、ダイヤモンドをモチーフとし、コンパクトでスピード感あるキャビン形状と多面体のような精彩で彫りの深いボディ下部を組み合わせることで個性を際立たせたという。
またフロントには、同社独自の表情である「キーンルック」や、その構成要素でもある「アンダープライオリティ」などのデザインをさらに進化させ、今後の同社デザインの1つの可能性を提示している。
さらにリヤは、無駄を削ぎ落とした形状のボディ下部から張り出したホイールフレアに対し、リヤに向けて勢いよく絞り込んだキャビンおよびショルダー部とのコントラストで、走行性能の高さを表現しているほか、優れた空力性能を感じさせるリヤコンビネーションランプによりスタンスの良さを強調するとともに、独自性を表現したとしている。