ヤフーは、同社が提供するアプリにおいて腕時計型ウェアラブルデバイス専用のAndroid OS「Android Wear」への対応を開始したことを発表した。
同社では、ウェアラブルデバイスがインターネットの利用シーンの拡大、使用用途の多様化に大きな影響を与えると予測。今後の普及とそれに伴う利用者数拡大に応えていきたい考えだ。
今回Android Wearへの対応が行われたのは、音声操作との親和性が高い「音声アシスト」のうち乗換情報検索と、「Yahoo!乗換案内」の2つ。
音声アシストでは「(駅)から(駅)まで」「(ここ)から(駅)まで」といった問いかけに対し、1つのルートを表示。ペアリングされたスマートフォンでさらに別のルートを表示することも可能。
Yahoo!乗換案内では、乗車予定の発車時刻をスマートフォン側で登録しておくと、その時刻まであと何分あるのかをウェアラブルデバイスに表示する「通勤タイマー機能」、スマートフォンで画面メモした乗換検索結果をウェアラブルデバイスで確認できる「画面メモ呼び出し機能」、乗り過ごし防止などのための「アラーム機能」などが利用できる。