日本HPは9月19日、マルチチャネルに対応するカスタマーコミュニケーション・マネジメント(CCM)のポートフォリオ「HP Exstream」を拡充する「HP Exstream Design & Production 9.0」と「HP Exstream Empower Editor」のソフトウェア2製品を発表した。
「HP Exstream」は、顧客へのコミュニケーションに、既存のデータや分析によるインサイト(本音)を活用することで、顧客一人ひとりに最適な内容とデザインにパーソナライズし、様々なデバイスとメディアへの対応を可能にする包括的なCCMソリューション。
今回、「HP Exstream Design & Production 9.0」と「HP Exstream Empower Editor」をリリースすることにより、顧客へのコミュニケーションのデザインと対話のプロセスを向上させ、ビジネスやマーケティングといったユーザー部門が顧客とのコミュニケーションに柔軟に対応することを可能にする。
「HP Exstream Design & Production 9.0」では、印刷物から多様なデジタルチャネルまで、顧客とのコミュニケーションのコンテンツやメッセージを統一して配信できる「HP Exstream」の特長をさらに強化。モバイル、タブレット、デスクトップなど多様なデバイスに対応するデザインとコンテンツ配信を実現。マルチチャネルサポートとレスポンシブデザイン機能を搭載し、Designer、Design Manager、LiveEditorといった「HP Exstream」製品で一貫したスタイルとユーザーエクスペリエンスを提供する新しいユーザーインターフェイスを採用した。
「HP Exstream Empower Editor」は、顧客と遠隔地やモバイル環境における担当者との間のコミュニケーションをより円滑にする、インストール不要の新しいユーザーインターフェイス。IT導入とメンテナンスの負担を削減するシンクライアントソリューションを使用し、顧客へのコミュニケーションのパーソナライズ機能を社内外のビジネスユーザーに提供する斬新で直感的に使用可能。制限がある環境で顧客とのコミュニケーションをパーソナライズする高度な業務オペレーションを、追加のダウンロードやインストールが不要な一般的なWebブラウザ上で実現する。