パソナテックは9月19日、法人向けクラウドソーシング「Job-Hub Enterprise」を開始した。企業内の大規模な業務に対して、クラウドソーシング上から最適なプロジェクトチームを形成し、マネジャーをアサインして業務運営全般を一括請負する。
昨今、インターネット上で仕事の受発注ができるクラウドソーシングの活用が広がる中、大規模な業務の発注においては、発注企業側の管理工数の負担や品質保証が大きな課題になっているという。一方通常のアウトソーシングでは、これまでのプロジェクト体制の構築方法では各作業段階に応じて人件費を変動させることが難しく、コスト削減には限界があるといった実態がある。
そこでエージェント型のクラウドソーシング「Job-Hub」を運営するパソナテックでは、大規模プロジェクトに特化したJob-Hub Enterpriseを開始。第1弾として、作業環境の準備から業務実施・管理までを一貫して運営する「一括請負サービス」を提供する。これにより、発注企業は大規模な業務をJob-Hubへ一括依頼でき、コスト削減、管理負荷の削減を実現するとともに、プロジェクトの品質保証も相談可能になるとしている。